わたしが心理占星術を選んだ理由
- tamakinishizawa
- 2024年2月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年7月22日

わたしは東北の田舎に生まれました。
その地方の文化だからなのか、そういう時代だったからなのか、わたしは両親に褒められた記憶がありません。
だから褒められたいという思いが心のどこかにいつもあったのかもしれません。
学校で描いた絵や作文が褒められたりすると、もっと褒められたくて期待に応えたくて頑張りました。
期待に応えようと頑張っているうちに本来の自分を表現することをすっかり忘れてしまいました。
認めてもらいたい、褒められたいという承認欲求が歪んだ形になり、愛情表現も素直にできなくなって、不安定な自分をどう扱ったら良いかわからなかった。
朝に目が覚めたら別の人間になっていたらと毎日考えていました。
だから自分を変えたくてヘアメイクという仕事を選んだのかもしれません。
アシスタントの頃は慣れない環境と、技術を自分のものにするので毎日必死でした。
少しずつお仕事をもらえるようになって、嬉しくて、自分の居場所ができたと思えて、もっと認められたい、もっと褒められたいと承認欲求も大きくなってしまって、やっぱり本来の自分がやりたいと思っていた事とはどんどん離れて行きました。
稼いだお金は、承認欲求を満たすためにどんどん使ってしまうので、手元に全然残らない。
「何だかおかしい...こんな生き方をしたいわけじゃない。」
でも何が本当の自分で、どんなことをやりたいのかすら忘れてしまって、結局同じパターンのやり方をぐるぐるとループし続けるばかり。

心理占星術では、いくつかのホロスコープからその人のパターンが見ていきます。
「生き方のクセ」みたいなものを人それぞれに持っていますが、物事がうまくいかなくなった時、新しい生き方にアップデートする必要があるのかもしれません。
これまでの慣れ親しんだパターンを抜けて新しいステージを生きることは、なかなか難しいことです。
でも、どんな人にも転換期や変わるきっかけになる出来事があります。
わたしにとってのそれは、父親の病気と死、そして2020年のパンデミックだったと思います。
急に時間がたっぷりできて、自分の好きなことを楽しんでみようと思えて、心理占星術を勉強し始めました。
やってみると、あまりの膨大な知識の量に驚き、その波に溺れることにはなりましたが、それと同時にもっと知りたいという欲求もありました。
自分が抱えていた虚しさや無力感が、ちょっとずつ希望や自信に変わり、この感覚を人に知ってもらいたい、わたしのように自分を諦めてきた人に希望を与えたいと考えるようになりました。
これが、わたしが心理占星術を選んだ理由です。
世の中には素晴らしい能力を持った人がたくさんいます。
その人たちと比べたら、なんて自分はしょうもないんだろう、今でもそう考えることはありますし、思うように進まなくて落ち込むこともたくさんあります。
でも、人生に自分の生きる目的ができた時、人は強くなることができます。
たとえ道がわからなくなってしまったとしても「自分が何のために生きているのか」その理由がちゃんと思い出せれば、また進んでいくことができます。
だから、何のためにやろうと決めたのか、どうしてやろうと思ったのか、時々立ち止まって自分の原点に戻ることを忘れずにいようと思います。
そして「自分を信じて生きる。」シンプルだけどなかなか難しい。今のわたしの目標です。
これまでのわたしの経験や学んできたこと、これから学んでいくことが、あなたの人生を立て直す力になったらいいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^
tamaki.
댓글