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ナチュラルワインのイベントに参加して思ったこと

  • 執筆者の写真: tamakinishizawa
    tamakinishizawa
  • 5月6日
  • 読了時間: 5分

最近ナチュラルワイン(ナチュールワイン)人気ですよね。


ちょっと前のことなんですが、ナチュラルワインの醸造家さんのイベントに参加したことを思いだしました。




東京の五反田にある寿司ナチュールさんで、夜7時から始まったイベントですが、チャートを立てて見たら、まずアセンダントが乙女座になっています。

乙女座のテーマは「マッチング」ですが、なんと藤牧さんは、お料理一皿ごとに合うワインを提供する『ペアリング』を考案した方です。


思わず、おぉ!と声を上げてしまいました。



出されたお料理の数々とワインがそれぞれ奏でる色彩にいちいち感動したことを今でも覚えています。



2025年1月30日 19:00のチャート




乙女座の支配星である水星はアセンダント(1ハウス)と10ハウスを支配していて、10ハウス内には双子座の木星があります。


双子座の木星は、成熟した立派ものというよりも、これまでにない発想だったり、自由で、遊び心があります。

(だから古典では双子座の木星は品位が低いと言われる)


一般的な「ワイン」の概念を壊して、新しいアイデアで造ったものが価値として評価されているとチャートを通しても読むことができます。


ワインの味はもちろん素晴らしいんですけど、KAZUWINEのラベルがすごく面白いんですよ、ワイン業界に挑戦している感じがして。


気になる方はぜひ見てみてください。


また、乙女座の支配星である水星に冥王星と太陽がくっついています。

藤巻さんの作るナチュラルワインの素晴らしさ、そしてワインに対する情熱と哲学、日本の可能性に、そこにいた全員が感動し、引き込まれていました。


他にもチャートの一番上にある天王星と月のコンタクトや、水瓶座に天体が集中しているところなんかは、新しいものを作っているように思えるけど、実際にはワイン造りの根幹である農業に力を入れたり、場所にこだわらず本質的に良いものを造ること藤巻さんの意識が反映されていると感じます。


占星術の教科書などには、天王星はエキセントリックとか奇想天外みたいに表現されることが多いのですが、自分自身の本質で勝負しようとすると、いわゆる「一般的」とは違うので、「???」と思われるんじゃないかなと、わたしは思います。


天王星の英語名はウラノスですが、ギリシャ神話に登場する天空神ウラノスは創造を司る原初の神で、妻であるガイアとの間に沢山の神々を生み出しました。



あらためてワインを造ることは創造的な仕事であると教えていただき、これから世に生み出されるであろう新たなワイン達が楽しみになりました。



わたしはワインを飲むのは好きですが、今までその背景にある文化や哲学をあまり意識したことがありませんでした。

美味しければ何でも良いと思っていたわたしに感動を与えてくれた藤牧一臣さんと、美味しいお料理、そしてイベントに誘ってくれた友人に感謝です。


現在天王星は、牡牛座の終わりの方の度数にいて、今年の7月に双子座に移り(すぐ逆行しますが)来年の4月には本格的に移動します。


自分自身にとって何が大切なのか、これから生きていくうえで自分が大事だと思うことは何でしょうか?


人と比べるのでもなく、社会の動向や情報に惑わされるのでもなく、あなたにが本当に「価値」を感じられるものを見極めることが大切です。


それは、あなたの未来につながる土台であり、あなたを豊かにしてくれる種でもあるのです。





寿司ナチュール



真ん中が醸造家の藤牧一臣さん
真ん中が醸造家の藤牧一臣さん


醸造家 藤巻 一臣(Kazuomi Fujimaki)

神奈川県生まれ。2005年、銀座にオープンしたイタリア料理店で、支配人兼ソムリエとして勤務。当時は認知度の低かったナチュラルワインの魅力を広めたいとの思いから、コース料理の1皿ごとに、異なるグラスワインを提供するスタイルを考案した。 この提供方法はのちに「ワインペアリング」と呼ばれ、レストラン業界に浸透していった。2007年、横浜・元町中華街に店舗を移転。その後の多店舗展開に際し、 ゼネラルマネージャーに就任。在任中に6店舗のグループへと成長 を遂げた。2014年、ワイン醸造家へ転身。山形県南陽市に移住し、休眠中の耕作放棄地でぶどうの栽培を開始した。並行してニュージーランド のワインメイカー、アレックス・クレイグヘッド氏に師事し、醸造技術の習得に努めた。2017年、山形に自社ワイナリーを設立。アンフォラで醸造した、 酸化防止剤不使用の日本ワインに取り組むなど、人為的な関与を極力行わずに、ぶどうが持つ本来の力を最大限に活かしたワイン造りを実践し続けた。現在、独立して新ブランド「KAZU WINE」を設立。



KAZU WINE について

自社の畑やワイナリーを所有しないワインブランド。 世界中にある友人たちのワイナリーで、現地の生産者が育てたぶどうを仕込み、ワインメイキングを行います。 現在、ニュージーランドとスペインの2拠点で製造し、現地から日本へ逆輸入。また、KAZU WINE は個人のブランドではありません。 今後は、同じ志を持つ醸造家たちにも、KAZU WINE 名義で高品質のワインを造っていただく予定です。 謎のベールに包まれた「ナチュラルワインゲリラ」たちが、世界中のあちこちで、神出鬼没にKAZU WINEをリリースしていく。 そんな、ワイン界のバンクシーを意識した活動を行ってまいります。



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